2025/07/18 16:21

いつも笑顔でご機嫌な人は、なんて魅力的なんだろう。


人の感情を敏感に感じ取ってしまう私は、常に相手の機嫌にも敏感だ。
ほんの些細な態度の違い、言葉遣いの変化などに気付くと、何か自分に非があったんではないかと、胸のあたりがぐぐーっと苦しくなる。

相手に全くそんな気がなくても、勝手に妄想して、勝手に落ち込む。
自分のダメだったところを思い出し、ひとり反省会。相手の顔色をうかがい、変な緊張感が漂う中、磨り減るくらいに気を遣う。妄想なのに。


こんなことを、何十年と続けてきた。


だがある日、「自分の機嫌は自分で取る」という言葉を知り、心の中にずっしりとあったものが、すーっと小さくなって、考え方がくるっと変わった。
そしてそれはこうも続く。
「相手の機嫌をあなたが取る必要はない。もし相手が不機嫌なら、その人は不機嫌でいたいから不機嫌なのだ。」


確かに。自分の感情は一瞬でコントロールできる。
私が不機嫌な時は私が不機嫌でいることを選択している。不機嫌の最中に電話がかかってきても、さっと明るく対応できるのが何よりの証拠だ。

反対に、相手の感情をコントロールすることはできない。
相手の機嫌の選択は相手がしていることなので、自分の物とは切り離してそっとしておく。「きっと不機嫌でいたいんだろう」と、そう考える。


今も「自分の機嫌は自分で取る、相手の機嫌は相手が取る」というのを100%実行できているわけではない。妄想グセはまだあるし、私の態度や言葉遣いで、誰かをやきもきさせてしまっていたこともあるだろう。もし私が怖い顔をしていたら、「お腹でも空いているのかな?」と暖かく見守ってくれたら嬉しい。

noteに記すことをけじめとして、今この瞬間から、冒頭に書いた「常に笑顔でご機嫌な人」になると決めた。

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