2025/05/19 15:29

小さい頃から、ものを作るのが好きだ。
祖父は手先が器用で、無いものはなんでも手作りしていた。
そんな祖父のそばで育ったからか、「無いなら作ってみよう」というのを抵抗なく受け入れていた。

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どうもこんにちは、アイダシュンマネージャーです。
のっけから詩的に始まってしまいましたが、今日はデザイン事務所が経営するセレクトショップで働く私が感じることを、ちょこっとお届けできたらと思います。

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話は戻って、ものづくりが好きということなのだが、細かい作業や手芸、料理が好きということもあって、何かを作ることが全く苦にならない。
いや、苦にならないというか、出来上がった時の達成感や高揚感の方が、途中の大変さを上回っているのかもしれない。

「これ、欲しいなー」

お店で、雑誌で、スマホ越しで。
私の好奇心をそそるものは、そこら中にあふれている。
本当に欲しいものだったり必要なものだったら、その場で手に入れることができる。

でも、
「こういうの欲しいけど、ここはこうなっている方が良い」
というのも、割とある。

そんな時、私のものづくりスイッチが ON になる。


「作ればいいやん」


ここはこうして、あそこはあぁして、この中はこうなってたらいいかな?
などと、たくさんのアイディアを頭の中で巡らせる。

素人分野ももちろん多いので、プロが見たらププっと吹き出してしまうような、なんともお粗末な仕上がりだろう。


でも、当の本人(私)は大満足である。


仕事のひとつに、アイディアの提案がある。
イベント企画やオリジナル商品の提案だったり、あとは・・・何でしょう、まぁ色々あります。

私の「こんなのをしたいです」「こんなのが欲しいです」というアイディアを元に、デザイン事務所のクリエイティブチームの方々が動く。

アイディアというものは初めはぼんやりとしていて、そのイメージを言葉にして伝えること、明確に伝えることは難しい。でも、それを的確に汲み取り、提案をしてくれ、最終的に「形」になる。


この瞬間が、いちばん好きだ。


嬉しさで感謝の気持ちでいっぱいになるのと、アイディアが形になるのは面白いなと思うところである。


もうじき、去年提案したアイディアが形になる。
時間がかかった分、想いもひとしおだ。


手に取った瞬間の、心躍る感覚を想像しながら、本日はお開きにいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!